春の嵐

えー、体調悪化のため、箇条書きで、ソロツアー感想など。
〔聖誕祭〕
・聖誕祭で感じたのは縁というものは不思議なものだなあということ。袖すり合うも、とはいうけれど、舞台の上にいた人もそうではない人も、誰か一人違う出会いをしていたら、吉澤さんはこのステージに立っていなかったかもなあとか、おセンチなことを考えた。
瓢箪から駒ではないが、ステージ上で吉澤さんが口にした言葉に対し、実現できるように努力してくれたスタッフや、多忙な中スケジュールをあけてくれたバンドメン、まるで一ファンかのようにはしゃいで喜んでくれた後輩、そして、舞台稽古中にも関わらずサプライズをしかけるために頑張ってくれた相方、良い笑顔で精いっぱいおめでとう!をしたヲタさん達、そういう自分を取り囲む人たちの気持ちが吉澤さんには嬉しかったんだろうなと。
・多分、ソロになってその有り難さを本当に身に沁みて感じたのではないかなとかね。
・その気持ちに応えようという気合いと、ツアー初日っていう独特の緊張感もあり、和やかな中にもピンと空気の張ったいいステージだったと思う。吉澤さんがあんなに緊張したりしてたのは柴ちゃんとやったSTB初回と、本当にソロになってのSTB初回くらいではないかと思う。勿論、それと悟られるような吉澤さんではないが、普段に比べて、という意味で。
・それにしても、声量上がったなあ。うんと痩せる前以上に声が出てる気がする。そして、吉澤さんも声を出せることが嬉しいって感じ。
・以前は派手に動き回るなんてこともあったけど、今はむしろ歌に集中してる感じがする。
・多分、今回のアレンジや選曲は聖誕祭を頭に入れて組んだんじゃないかなあ。神戸では最初楽器の音量が微妙に大き過ぎて、途中でちょっと控えめになったように思う。
・今回ギターのアレンジが結構思いきっていて、ひょっとするとおかずの部分はりーさんのアドリブだったりするのかなと思ったり。
・そういや、バックスのリズム部隊が今回変わっていて、音楽的にも面白かったんじゃないかな。いや、今にして思えばだけど(苦笑)
・毎回のことながら、ここいち!ってところの吉澤さんの勘はスバラシイね。選曲もそこか!ってところ持ってくるし。だってのに、とか一瞬Σ(;`.∀´)ってなったよ。
・また、この曲、今の吉澤さんがやるとハマるのな。call&responseもそうなんだけど、自在に声とか操ってる様子が(≧∇≦)b実際当時見に行った人なら、その成長ぶりがとても感じられたんではあるまいか。
・日程的なこともあったんだろうけど、今回のこのSL、今この現在の吉澤ひとみとして歌ってみたい、あるいは当時思うようにいかなかった部分を今リベンジ!みたいな気持ちがあったんじゃなかろうか。ま、あくまで妄想だけど(苦笑)
・後、地味にloveセンチュリーって舞台は吉澤さんの中で印象深かったのかな。てか、あの頃のモーニング娘。にかな。前半の何気に中心。
・しかし、ビームスはいい。ああいうふわっとした切なさの表現って吉澤さん上手いよね。うっとりする。
・後、細かいところだけど、締めのビーナスムース♪って部分、東京と神戸でちょっと変えてたような。東京では多分自分パート(ハモリ)だったけど、神戸ではメインパート(いわゆるメロディーより)だったんじゃないかな。聞こえの問題として、後者の方が気持ち良いから。記憶違いならごめんなさい。
・晴れ雨はみんなを笑顔にするよね。ねえチームとか言ってたのが懐かしい。今となってはさくら組で良かったよなと思う。
大阪恋の歌の出だしの大阪弁、微妙に上手くなってた気がする。てか、照れずに言えるようになったと言うべきか?かなりナチュラルでした。
・歩いてるは本当に大事にしてんだなと。特にこの日は上に後輩達も居たので。
・DINと好きで×5は個人的に好きなんだと思う。特に好きで×5はあのメドレーの中に入れちゃうぐらい好きなんだろうなと。SLの流れとかその中に置ける楽曲の意味で考えると、別の選択肢もあったような気がするんだよね。
・プチモビクスは全力で行きましたが何か?
・ベベ恋→かなとわ→浪漫の流れは鉄板。余裕の吉澤さんが憎らしい。
・というか、プチモビクスで吉澤さんもようやくリラックスしたんじゃなかろうか。
・なんにもも好きなんだろうなあ。いい表情で歌ってた。
・んで、アンコール開けのあの不意打ち。本編終了してちょっとホッとしたところへもって、真打ち登場。しょーじき、ケーキを持って石川さんが現れた時、吉澤さんかなりヤバかった。呆然とはあのこと。本当にΣ(゚Д゚)ガーンって感じだった。
・その後の段取りやら、周りの人たちへのお礼の言葉やら、このステージの締めくくりやら、色んなことが1回ポーンとどっかへ行っちゃったんじゃないかな。物凄く嬉しいんだけど、どう言ったらいいか出てこないし、言うに言えん程感動してんだけど、感動してるなんて知られたくはない。それだから、どういう表情をしてそこに立てばいいのか分からない、みたいな表情をしてた(かなり妄想です)
・一瞬の見間違いか、吉澤さんの大きな目に何やら盛り上がったようにも見えたけど、石川さんがことの顛末を話してる間に何とか立ち直り、次へとつなごうとしてた。石川さんがささっと去ってしまったのも、あれ以上あの場にいると、吉澤さんがヤバそうだったからではないかな(これも妄s)
・吉澤さんの柔らかいガードを、不意打ちで躱して、ガツーンとやった感じ。あれは多分石川さんでないと成り立たない。あのタイミングでないとあそこまで吉澤さんのガードが落ちない。敵にはあれだけ油断がないのに、身内には弱いっつうかね。
・そこへ駄目押しのように、バンマスがプレゼントなんて言うから泣き笑いだよ。わざわざタオルで包んで隠してた辺り手が込んでる(笑)で、タオルどけたら、日本酒ドロップスとか、もうね。完全にふらふらですよ>吉澤さん
・自分で選んだSLとは言え、あの状況でその出会いのためにとか泣けと言ってるようなもんだよね。そんでも何とか1コーラス堪えてたのに、こちらの顔見てて耐えきれず決壊。本当にぼろぼろと零れるように落ちる涙。歌えなくなった吉澤さんを見て歌い出す会場。それでそれ以上涙が落ちないようにやや上を向いて何とか歌おうとする。その時の頬に光る涙の跡が本当に奇麗だった。
・一人になって、普段は厳しい中頑張ってるから、人からの純粋な好意って奴に参っちゃったのかな。
・特別な時間だったなあ。特別な場所だった。
・色々あるんだろうけど、あんな時間が持てて、良かったなあと思う。
・マジで巡り合わせっていうのはあるんだよなと。して、これからもこの巡り合わせが続いていくといいなと。そんなことを思ったライブでした。

〔神戸〕
・聖誕祭とは打って変わってリラックスモード。というか、完全に吉澤さんペース。
・歌の方も落ち着いて、より細かい歌い回しに気を回してたような。
・ただ、上にも書いたように楽器等のセッティングがO-WESTに合わせていたものらしく、前半ちょっと音量的に苦戦かな。
・故にりーさん、バンマスのアドリブもやや控えめに。
・何と言うか、それでも己のペースでかき回してる時の吉澤さんは半端ないね。緩急自在。
・切なめな曲を歌う時の悩ましげな表情とか、いつからそんな表情をするようになったのかよと。
・時折、乗るの忘れて見蕩れてしまう。表情豊かに動く白い細い指とか。
・今回声がパワーアップしたことにより、娘。のメインの楽曲って、吉澤さんの得意とする音域と少しズレてピークがあるよなと改めて思った。
・これは作った人にも寄るのだろうけど、作った人が歌う人の場合、無意識の内に自分の得意な音域で勝負することがあって、サビに自分の一番押しが利くキーを持って来ちゃったりするんだよな。要するにサビに自分が一番気持ち良い音を持ってくるっちゅうか。
・それがその人独特の歌い回しにもつながる訳だけど、グループだとそれに合う人と合わない人がどうしても出来ちゃうんだよなあ。
・で、吉澤さんは何つうかその曲の一番美味しい部分に吉澤さんの一番得意な音が当たってないっていうか。ぶっちゃけ、普通の声からファルセットに変わる微妙な辺りでピークが来ちゃったりする感じなんだよ。
・後、つんくPの譜割りとかも実は吉澤さん的には歌いにくいっちゅうか、得意なとこで勝負させてもらってない感があったりとか。
・今回初めて意識したけど赤い日記帳とか割とそうかな。大体まあ普通に歌っても難しい曲だし、一人で歌うことを考えて作ってはないしね。
・逆にだってのには吉澤さんソロが念頭にあっての曲なので、ピタッと吉澤さんにハマるんだよな。結構小難しいことをやってるのに、それと分からないくらい自然に歌えてる。吉澤さんも歌ってて楽しそうだった。
・でも、どっちも共通して言えるのは、当時と今とでは全然別物ってぐらい、今の吉澤さんの歌の調子は良いってこと。というか、そういうのをちゃんと消化して普通に歌えてしまってるんだな。苦手な所を克服っていうよりは、一つステップが上がったのかなと言う感じ。
・ソロ+ハンアン効果じゃないかと思ってる。一人で歌わないと分からんこともあるだろうし、ハンアンでつんくPとは違う流儀の人の作る曲をメインで歌ったのはやっぱり大きかったのかなと。あと、海外とか行ったりして、今まで知らなかった世界を知ることで自信ついたりしたのかな。歌うことに対する意識もちょっと変わったような気がする。
・泣きたいような雰囲気とかはそのままで、歌うことそのものにも気持ちが向かうようになったというか。凄く丁寧に歌うようになった気がする。
・きっと余裕が出来たんじゃないかな、技術的にも、精神的にも。それがいい風に回ってるというか。
・それを支えてるのは、偶然にも体幹部を鍛えるスポーツを続けざまに始めて、出来たしなやかな身体なんではないかと。膝のことを考えると無理はして欲しくはないけど、良い方向に影響が出てる気がする>トレーニン
・本来の声量を支えるだけの身体が出来つつあるんじゃないかな。
・それから、吉澤さんだなあと思ったのが、途中で楽器の音量下げてだか、ボーカルのマイク音量上げてだか、スタッフにそっとサインを送ったこと。音楽的なことはバンマスにお任せなのかと思いきや、そういうのの調整とかにもいっちょ噛んでるんだなと。
・この辺は娘。や音ガタでリーダーやってる(た)経験が利いてきてるのかも。様々なメンバーの調子を見ながら裏方さん達にそれを伝えたり、逆にスタッフさんの目指す所をメンバーに伝えたりって訓練がされたんだと思う。ステージの隅々に至るまでの目配りというか。
・いくらリハをやっても本番になってみないと分からないことも多いし、実際にステージに上がってる人でないと分からない部分もあるので、そうやってリアルタイムで修正する能力って大事だと思う。
・勿論、専門的でテクニカルな部分っていうのは、バンマス他バンドの人たちの力を借りているんだろうけど(そして、それを十分自覚してもいるんだろうけど)、だからといって、そういうとこも丸投げにはしないんだなあと。
・その辺がバンマスをして、バンドの一員みたいだと言わせたところだろうか。
・まあ、実際の所、どの辺まで深く関わってるのかは謎だけどね。経験も知識も腕も素晴らしい“先生方”が周りにいるのだから、そういうこともどんどん学べたらいいな。
・今でも、そういうクールなところをちっとも感じさせず、会場を巻き込む様はすげーけどさ。
・贅沢かも知れんけど、今の吉澤さんに当てた曲が欲しいなとか思ってしまった。何だろ、今の吉澤さんの100%が見たいっちゅうか。気持ち的にも音楽的にも乗ってける曲が欲しいなと。
・後、ノリのいい曲もいいけれど、切なさ全開吉澤ワールドを堪能したいので、座りの席があるようなまったりした現場もちょっと欲しい。甘い声に思う存分うっとりしたいぜ。
・鉄は熱い内に打てということで、このまま適度な感覚で歌現場が続くといいな。もっと大きく目の前が開けるかも知れない。
・てな感じでね、また一つ大きな展開を予感させるようなステージでした。

てか、普通に書いても良かったんじゃないのか、ヲレ_| ̄|○箇条書きだってのに、こんなに長いとは。えーと、腰も痛くなってきたんで、この辺で。最後まで読んでくれた人お疲れさまでした。