バリバリ

買いました。以下感想。
うーん、何か今ひとつ焦点がボケてる感じ。カメラ割りが悪いのかなぁ、時折おっ、と思うカットもあるんだけど、全体的にスイッチングのリズムが悪くて乗るに乗れん。そこはその人じゃないだろうって絵が多いし。吉ヲタ的に言えば、ミスムンぐらいはちゃんと吉澤さんのフォローしろと。
あと、声もね、何か薄い感じがするんだよ。id:mu-tyoさんも書いてたけど、各人の音量少し弄ってるのかな、バランスが悪いね。ベースになる人の声を押さえちゃったもんだから、メインの人の声だけが立っちゃってる。だから、せっかくハモりのある曲やってるのに、歌に厚みが出ないんだよ。
と、まあ、愚痴はこれくらいにして中身の感想。
いやあ、やっぱり年長さん達は流石だなあ、と言う感じ。特に藤本さんは歌にしろ、ダンスにしろ余裕がある。歌い手としての自信があるんだろうな。武道館でソロでステージに立っても、全然見劣りしない。吉澤さんがお客さんを巻き込んでいくタイプなら、藤本さんはお客さんを圧倒するタイプ。どんなに空気が悪くても力で持ってっちゃう。
で、次に高橋さんは上手い。何をやらしても上手い。加えて自信がほの見えて落ち着いたなあ。惜しむらくは器用さが裏目に出て、高橋さんの、高橋さんらしさというのが隠れてしまいがちなとこ。もっと我が侭になってもいいかも。
その次がリーダーなんですが、相変わらず会場の空気を読むのが上手い。それでお客さんとの駆け引きを楽しんでるよね、絶対。ただ、正直このDVDを見て、これがこの秋の吉澤さんだと言われるとちょっと辛い。現場でのあの存在感が感じられないんだよな。男友達とか、ツアー後半はもっと良い。
あとの下の子達はと言うと、それぞれに自覚は出てきたかなぁ、って思う。それまでは割と上手く歌ったり踊ったりする事に神経が行ってたけど、ようやくお客さんの方を向いて演じるようになったと言うか。
あのね、これは結構大きな転換だと思います。年が上の二人と高橋さんを含めた年下の子達との違いは、簡単に言えば、“見せる意識”の違いかなと前から思ってたので。
まあ、まだ如何せん幼い部分が目立つけど、後は経験値かな。春の娘。コンまでにはもっと変わってるんじゃないだろうか。
という訳で、DVD作ってるスタッフの皆さんにも、もっと見せる意識を持って作品を作って下さい。
少なくとも、そのDVDを見たら娘。のコンサートに行きたくなるような奴を待ってます。