形容しにくい人

藤本さんとまっつーが云々で、狼で一部盛り上がってたけど、ふと思ったのは、では藤本さんにとって、吉澤さんというのはどういう存在なんだろうってこと。
で、こっから先は私感。
まあ、多分、一番近いのは気の合う同僚なんだろうけど、それだけかというとちとそれには湿り気が多い気がする(希望的観測を述べております)。
じゃあ、親友かって言うと、それもまた違う気が。藤本さんて一度好きだと判断したら、割とべったりいくタイプみたいだし、それならそうと言うんじゃないかな。ま、まっつーはそっからすらはみ出して特別な気もするが、それにしても吉澤さんに関しては、今一歩踏み込めてない感があるんだよね。
姉妹、とか、親戚の子とか、そう言うんでもないしなあ。こう、身内っちゃ身内なんだけど、血は繋がってないよなあ。ああ、幼なじみ的なものならアリかな?うーん、どれもありそうなんだけど、微妙に違和感が残るっつうか。
何かさ、吉澤さんてのは、そういうカテゴライズみたいのに向いてないタイプな気がしない?人間関係だけじゃなく、全般的にさ。
ほらアレだ、量子力学っつうの?あれみたいなもんだよ。距離を測ろうとすれば、量が分からず、量を計ろうすれば、距離が分からない。
実体はまあ、単純なのかも知れないけど、良く見ようと思って目を凝らすと、焦点がブレて印象がぼやけてしまう、みたいなね。そんな感じを受けるんだよ。
また、そういう風に見せるの、本人上手いしね。藤本さんもそれと分かってて、自分達の関係を楽しんでる気がするんだよな(多少のもの足りなさは感じてるかも知れないけど)。
だからね、何が言いたいかと申しますと、曰く言いがたい関係のことを、あれこれ真剣に言い合いしてるのはナンセンスだし、カプヲタ的に言えば、出来上がった関係より、想像する余白のある関係の方がオイシイと思うんだよ(同じ理由で里アヤもそう言うネタに使われにくいんだと思う)。
ま、言葉にしちまうと途端に面白くなくなっちゃうからさ、半分目閉じて、後は妄想するぐらいで良いんじゃないでしょうか?