男おばさん

すげえタイトルだな、といつも思う。確かに笠井さんも軽部っちもおばさんぽいんけどね。
いや、ハロの皆さんの扱いを二人とも心得てるので、気持ち良く見れました。
実にあざとく立ち稽古の場面に潜入してたんだけど、ちょっとだけでも感じが見れて、中々面白かったよ。
・まずは吉澤さんから
吉澤さん、徐々に様になりつつあるね。歌い方が結構舞台仕様。割かしきっちりと発声出来てて一安心。若干怪しい音程のところもあったけど、まあま、そいつはご愛嬌って奴で。
それよりもセリフの時の声の方が良いね。はっきりと一つ一つ言葉が響く。そして、ちゃんとそのセリフが自分の言葉になってたんだよな。
前から吉澤さんの声って舞台向きなんじゃないの?と思ってたから、ちょっと嬉しい。多分、響きが良いから、良く人の耳に届くんだと思う。
ただ、初代早口女王様は、発音が今イチマズいのか、言葉が聞き取りにくいときがあったんだよね。
だから、何つうか、音としての声は魅力的なんだけど、言葉として捉えた場合、ちょっと割り食ってる印象があったの。
でも、今日ちらっと見た限りでは、ちっとは改善されてる感じ。きっと徹底して腹式呼吸をするようになったから、言葉の歯切れがよくなったんだろう、前よりもっと声の通りが良い。凛としてて、なかなか大臣格好良かったよ。
あと、何気に立ち姿も良かったんだよね。やっぱこういう時は背がある方がいいわ、見映えがする。
動きも舞台向きに大きくシャープになってきてたし、あのまま煮詰めていけてたら、いい感じに仕上がってんじゃないかな。
・ものまねとか。
本当によしざーはマメだよな。もうすでに木村さんのものまねを仕入れてるとは。
多分、初めて見るタイプの人だったんだろう、何食わぬ顔をして、興味津々で観察してる姿が目に浮かぶよ。
よしざーが物まねするかどうかは、その人に興味あるかどうかのバロメーターだからね。木村さんは人としても中々興味深い人なんだろうな。
あー、それにしても、自分で物まねして、一人受けてるよしざーが可愛いっす。とてもさっきまで大臣やってた人だとは思えんね。
マルシアさん
割とハロの人達と馴染んでくれてて良かった。でも、練習の時はどんどんびしばししごいてやってね。
・箙さん
たった一つのセリフだけども、全然存在感が違った。さすがプロ。
藤吉高だって声は出てる方だけども、もう全然豊かさが違う。是非、吉澤さんに、男役の声はこうやって出すんだってところを、もっと見せてやって欲しい。
あ、それと箙さんが喋りかけたとき、小吉岡三の四人が、マルシアさんの時と違って緊張してはにかんでたのが面白かった。あんな殊勝なよしざーなんかそう見られないぞ。
・娘。さんプラスα
娘。の歌がまだやっぱり普通のポップスだった。あれじゃあ本番で舞台にかけたら、何歌ってるか分からないかもしれん。
それと改めて子供の声だな、と。細くて硬くて高い。声の広がりが悪いから何人かで歌っても、重なった感じにならないのな。その辺はもうちょっと課題だよ。
まっつーは歌よりも演技がどうかな?こうご期待。


以上かな。高橋さんは声が絞られてて、良く分かんない。CD聞いてから考えるよ。藤本さんも然り。
ま、これ見て、笠井さんじゃないけど、ちょっとミュに対する期待がちょっと高まったかも。
皆がどれだけ成長したか、見るの楽しみだよ。