空が落ちると心配してみる

今回のツアーで不安が残るのは、これから自分達はこう言う方向に進むのだ、っていうものが、まだちょっと見えて来ない点かも知れない。
勿論、娘。さん達は頑張ってんだけどね。いつものことながら。
特にダンスはほんと頑張ってる。短期間に二人も抜けてしまって、全体的にタイトに成らざるを得ないんだけども、その分、一人一人が動きを大きく、激しくして、こじんまり見えないようにしてる。
いや、マジで色じれの時の吉澤さんの移動ぶりとか凄いよ。周りに邪魔にならないように、後ろ猛ダッシュだもん。あれ、ちょっと他の人じゃ無理じゃないかな(苦笑)
多分、吉澤さんのダンスが大きく見えたのも、そのせいもあったと思う。
でも、歌は結構キツいね。個人的スキル、ノリの良い選曲、演出の奇抜さ、そういうものでカバーしてけど、正直歌の印象ってそんな残ってないんだよね。
いつも、ガッと持ってちゃう藤本さんのソロのコーナーも、GAMだったことで、かえって歌の印象が薄いし。まともに歌ってんなあって思えたのは、前にも書いたけど、声とINGぐらいかな。
しかも、2曲とも全体で歌った訳じゃなくて、ペアで(INGは後で加わるけど)歌うと言う、変則ぶり。
春だって、歌の印象は薄いけども、INDIGOがあったし、銀色があったし、何より、何にもがあったことが、救いになってた。
いやね、別にSLにケチ付けようってことじゃないのよ。はっきり言って、今出来るギリギリのとこでやってると思うし。
ただ、結果的に、こんまこが抜けた後の娘。の全体像が見えにくい構成になってしまってるんだよね。今のところ。
そう、今のところね。娘。さん達って、いつもこちらの予想を裏切るような伸びを見せるから、まだまだ分からんけど。
歩いてる、辺りが芯になってくれんかなあ。8人になってから初めてのシングルだし、こう、私達はこういう歌でこういう風にパフォーマンスして行くんです!みたいな、分かりやすい指針になると思うんだけどなあ。