記念隊

いやー、面白かった。もう普通にどこ切っても楽しい!それぞれがそれぞれらしくて、誰を見ようか目移りしたwこれぞユニットって感じ。各個人全く色が違うのに、一つにまとまって機能したときの幸福感が凄い。
やっぱ娘。初期の頃の曲つええー!一つも似た曲調の歌がねーw一つ一つがおもしれーw何だろ、純粋に歌が楽しいの。そりゃダンスも面白いんだけどね、色の違う声が重なる面白みっていうの?あー、ガキさんごっちんが重なるとこうなるんだとか、今のなっちさんとごっちんが歌うとこうなるんだとか、ワンフレーズごとに発見がある。
歌ってるのは既存の歌なんだけども、オリジナルとは違う何かになってんだよね。で、それが一々面白い。自分、DDですからこのメンバーが並んでるだけでもにやけて仕方がない訳ですが、今日各個人がもっと好きになりましたもん。
そんぐらい、いい顔して歌ってんだよね、皆。今日、特に印象に残ったのはごっちん。ほんとに楽しそうだった。いつも通り、ダンスでは一人飛び抜けたスキルを感じさせるんだけど、やってることがいたずらっ子。隣のなっちさんにちょこちょこちょっかいかけては笑ってんの。すっげー可愛いw
そんで、ごっちんに輪を掛けてにっこにこなのがガキさん。もう歌うのが楽しくて仕方がないいうのが、こっちにびしばし伝わって来る。ラブマとかもうノリ過ぎw全然ダンスのキレが違う。しかも嬉々としてハモ入れてるし。本当はこういうことしたいんだろうな、ってちらっと思った。
で、小春はすげーはwきらりんワールド爆発wこのメンバーの中に入っても異彩を放つ。マイペースにもほどがある。もっそキレるとこと、全然ダメダメなとこの差が凄いのなwそして、そんな弱点をも上回る天然の華がある。春に比べて、表情とかにハッとさせられるほど色気があるときがあるんだよね。スキル的にはまだまだだけど、こと自分を魅せるってことに関しては、一歩前進。この時期にごっちんやなっちさんや飯田さんにやれたのは、小春に取ってすっごいプラスになったんじゃないかな。
そんな小春が可愛くて仕方がないのが、なっちさん。全体的になっち母さんの面目躍如な訳だが、小春が何かするたびに目尻が下がりっ放しw最後のMCであなた小春に顔近過ぎですからwそれを物ともせずに喋ってた小春も凄いけど。
そして、今回改めて思ったけど、この人もライブ好きだよな。一曲一曲メンバーと顔を見合わせて、ヲタさん煽って、本当に楽しそうに歌って踊る。いやー、あんなに踊るなっちさん久し振りに見たwしかも、地味にダンスのキレが良くなってるw
ごっちんもそうだけど、OG皆に余裕があって、なおかつこのユニットを楽しんでるのが良く分かった。懐かしむというより、全く新しい物として楽しんでる感じ。
ちょっと残念だったのが、やっぱ飯田さんの歌う場面が少なく感じたこと。移動があるようなダンスの歌は、ほぼ不参加。本来なら、ここにもう一枚飯田さんの声が重なったんだろうな、って思うと、完全版で聞きたかったなって思ってしまった。マイアジアとハピナイは特にそう。ベースに飯田さんが居ると居ないとでは深みが違うもの。今日聞いた限りじゃ、声に艶が増したような気がしたから余計惜しい。休み前になちかおで何か一曲聞きたかったよ。
ただ、あのラスキスは素晴らしかったな。もう二度と生で聞けないんだろうなと思ってたから、なおのこと嬉しかったよ。かおガキのハモりが気持ちいいの。今回ガキさんは歌ですんごい頑張ってた。てか、なんだろ、ああ、無理してないなって思ったんだよね。こう、等身大のガキさんていうか。何の縛りもこだわりもなく、新垣理沙として歌ってる感じがしたの。それが伸び伸びしてて、見てるこっちも気持ちがよかったのね。秋からの娘。ツアー、これを踏まえてガキさんがどう変わるか楽しみになった。
まあ、楽しみっていえば、皆そうだけどね。各自のソロコーナーは見応えあったな。小春は相変わらずアイドルノリがダメな癖にロックっぽいとこになると、急に息を吹き返すしwそれだけじゃなくて、今までは歌うことで一杯一杯になりがちだったけど、こう自分なりに歌うことを楽しめるようになってきてんのかなって思った。あれだけ磁力の強い人間の中にあって、自分のスタイルで行こうとする意気や良し。後は基本的なスキルと、ごっちん辺りから集団の中で魅せる技術ってのを、見て、学んで、娘。の中に持ち帰って欲しい。小春がそれをやるのは娘。の良い刺激になると思う。
なっちさんは圧巻だったな。何だろ、春聞いたときと全然スケール感が違う。しっかり歌がなっちさんの中で根づいた感じ。だけど、かっちり自分の世界にしてしまうんじゃなくて、歌をこっちに解き放ってくれてるのな。すーっと歌が広がってくの。変な話、なっちさんも小春やガキさん、何よりもごっちんとやることで刺激を受けたんじゃないかな。要らぬ気負いはない、けども、力は漲ってる。充実してんだなって思った。より自由になったなっちさんが、ソロに戻ったとき、どう進むのか見てみたい。
ごっちんはね、やっぱまだ体調が本調子じゃないんだろうな、ちょっと心持ち痩せたっぽかったんで、心配したんだけど、全然関係なかったな。
歌が始まってしまえば、ごっちんの世界だったよ。訥々と切ない世界を語るのだけど、それが凄く説得力がある。熱唱というんじゃないけど、まっすぐにこちらに届く。すとんと心に落ちる。ごっちんの中から出た言葉って感じがしたんだよね。素直に歌ってる気がした。やっぱごっちんもこのユニットはいい刺激になったんだと思うな。シンプルに歌と向き合ってる。ダンスはもうちょっと半端ないキレなんだけど、やっぱりごっちんには歌う人でいて欲しい自分としては、秋ツアーがちょっと楽しみ。願わくば、アルバムがいいものでありますように。
飯田さんは、これでしばらく歌が聞けなくなるなんて、寂しいなって思った。是非元気な子供さんを産んで、歌の世界に帰ってきて欲しい。飯田さんにしか歌えない歌が待ってるんだから。


と、まあ、勝手な感想でした。とにかく、歌が好き、娘。が好きって言う人は是非見に行って欲しいな。各メンバーの見知らぬ顔や懐かしい表情が見られるかも。して、知ってる曲のまた違う味を見つけられるかも。
いやー、ねえ、自分のように後から転んで、セカモにハマったような人間には、すっげー心得たSL&パート割なんだよね。某mさんが強く推す筈だよ。もう、多分、このメンツで歌うことなんてないものw
して、メンバーに取っては正に温故知新になったのではないかと。途中のMCでなっちさんも言ってたけど、初心忘れるべからずだよね。普段、皆別々に歩んでるからさ、時々自分の立ち位置だとか、スタイルだとかがどんなもんか分からなくなることあると思うんだよ。で、以前の仲間と以前の歌を歌う段になって、改めて“自分の形”っていうものが、カチッと明確になったんじゃないかな。
お互いがお互いの鏡というかね。以前の曲をやることで、それは際立ったと思う。それを歌ってたときの自分とも違うから。OGの人達の余裕はそれを踏まえた上で、己の役目を果たすことが出来る余裕だと思うな。
ニューカマーたる小春にすれば、何もかも新鮮なんだろうけど、いわゆるあの頃の曲を、オリジナルのメンバーとやれるってのは、自分が今居る娘。を知ることにつながると思うな。連続体としての娘。の、将来を担うものとして。
ま、そんな難しいことは考えなくてもね、十分楽しめる紺ですから(笑)これから見に行く人は何も考えず楽しんできて下さい。
本当にお腹一杯。御馳走さまでした。