Rockですよ!続き

てことで後半戦。
12.さよなら「友達にはなりたくないの」 後藤真希 アカペラあり
これはね、是非ごっちんファンではない人にも聞いてもらいたい。というか、ファンでない人にこそ聞いてほしい。ごっちんの今を知るには一番いい曲だと思うから。
もうね、出た当時の面影なんて全然なくて、いい意味で別の曲。生で聞いて余計好きになっちゃった。
いろいろあったんだろうけどさ、これを肩に力入れなくて淡々と歌いきれるごっちんに感動する。そこにちゃんと後藤真希って女の子の気持ちが入ってるから、凄く胸に届く。
きらびやかなステージの中で、ふと後藤真希という歌い手に立ち返る一曲だと思う。ごっちんの声の力、是非生で感じてほしい。
13.シャンパンの恋 後藤真希
シャンパンの軽く弾けた感じはちょいと影を潜めちゃったけど、その変わり甘くてまったりとしたカクテルの味わい。だけど、後味さっぱり目。ちょっとこんな恋ならしてみたい感じ(笑)
出来ることなら、もうちょっと歌い込んだのを聞いてみたかったな。何かね、地味だけどひょっとしたらごっちんに一味加わるかなって思わせた一曲。ていうか、ごっちんのメロンさんカバーはもっと聞いてみたかった。
14.赤いフリージア メロン記念日
ある意味緊張が続いたゾーンを抜けて、王道の赤フリ。
ああ、いいわ。なんだろ、このメロンさんが出て来ただけで感じるピースフルな空気は。
何つうか、会場中を幸せにするパワーをメロンさんは持ってると思う。自分?ずっとへらへらですよ。ええ。
15.This is 運命 後藤真希メロン記念日
さて、赤フリで温まったとこへこれっすよ、皆さん!もう、イントロ聞いただけでエンジン全開!
ひたすら嬉しい!楽しい!大好き!ぐわーっと前のめりになる。笑いながら飛んでる自分がキショイw
これね、ごっちんが加わることでパワー倍増!明らかに会場もバック陣もメロンさんもセイフティ解除なんだもん。とくに村さん。何か変なスイッチが入ってた。
16.抱いてよ!PLEASE GO ON 後藤真希メロン記念日
で、これですよ、お客さん!会場中ボルテージ上がりっ放し!ズルいよ、この2連チャンは。
もうね、熱気が渦巻いてますよ!比喩でもなんでもなく、会場がヲタ声で揺れてます(笑)
あのラップのとこなんてもうめっちゃシビレル!メロンさんあおるあおる!すっげー気持ちいい!
17.盛り上がるしかないでしょ! 後藤真希メロン記念日
最初の煽りからぶっ飛ぶ!!!うおぉぉぉーと高まってく訳ですよ、お客さん!
もうこの辺からずっと声出して笑ってた気がする。だってすっげー楽しいんだもん(爆)
正に盛り上がるしかないっしょ!
18.原色GAL 派手に行くべ! 後藤真希メロン記念日
いっやー、マジヤバい!!!何だこれは(笑)!!!
ごっちんもメロンさんも走り回るわ、煽るわ、めっさノリノリ。ちゅうか、会場中壊れっ放し!
何かね、この辺の流れは神。もう、わーわー言うしかねー。生音いいわ!こっちのテンションが上がると、ごっちんとメロンさんも上がってく。村さんとか絶対あのギターの音とか、ドラムの音とかに参ってるよな。だいぶおかしな人になってた。
EC
19.遠慮はなしよ! 後藤真希メロン記念日  全員でサックス吹いた
皆でお揃いの服、っていってもそれぞれアレンジが違うんだけどを着て、サックス持って登場。いやー、このメンツだから出来る、遊びだよな。ティンバレンやごっちんが飛び上がって登場の時も思ったけど、こういう遊びは大歓迎!ちゃんと歌で勝負出来るから、ちょっとぐらいそういうの入れても大丈夫!ごっちんもメロンさんもつえーつえー(笑)そして5人並んだ時の格好良さがまた半端ねー。
何かこの5人で一曲、マジでやらねえ?鈴木さん(笑)
20.いいわけ 全員(大谷メイン) 日替わり曲
これはね、マサヲさんには向いてないかも。もっとストレートにガンガン押す曲か、ツアーでやった洋楽ノリの曲のが、自分は好き。何ちゅうか、あのつんくPのいやらしさがこの曲のミソだからさ。あと、アー!は入れた方がいいな。あれないと今イチ盛り上がらよ。けど、面白い試しみではあると思う。
21.今にきっと…In My LIFE 全員
これは某mさんに全面的に賛成。正直、オーラスの二曲でちょっとテンション落ちた(笑)
嫌いじゃないんだけど、もっと他にやる曲あるだろうよって思ったよ。何かそれまでがいいテンションで来てたからこそ惜しい!画竜点睛を欠くとはこのことだよな。

・まとめ
全体を通して感じたのは、ごっちんとメロンさんの強さと、ポテンシャルの高さ。
例えどんなものを持って来られようと、そんなことでは揺るがない自信とスタイル。懐の広さ。
つまり、ごっちんとメロンさんの意地を見たなっていうの一つ。
で、個別に言うと、メロンさんは四人揃えばもうそこがメロン記念日のテリトリーって感じだったな。
その会場の掌握の仕方は圧巻。多分、今日本であんなに会場を巻き込んでしまえる女性アーティストはいないと思う。まさに究極のライブユニットだよな。
また、あんなにファンに愛されてるユニットはないし、あんなに幸せにしてくれるユニットもないだろうな。
それはどんな時も四人でやってきた強みだし、そういう四人だからこそ愛されてもいるんだと思う。
声のバランス(力強くリズムを作り出せる村さん、器用ではないけどメインボーカルとして太い芯になる柴っちゃん、確かな技術と広い視野でコーラスをまとめつつアクセントつけるマサヲさん、繊細なコーラスワーク&抜けるような高音でハモるボス)も絶妙で、組み合わせを変えることでいろんな曲調をものにすることが出来るし、何より、この人達音楽が好き過ぎる。今回村さんが異常にテンション高かったのも、前にも書いたけど、きっとバンドがついてくれたお陰だと思う。Rock好きとしては絶対生音のが興奮するでしょ(笑)
じゃあ、ごっちんはと言うと、これはもう碓変だなと。娘。を出てから、というか一人になってからこっち、後藤真希としての音楽に迷いを抱えてる感じだったのだけれど*1、去年の秋ツアーで、ごっちんの心の中に何か確信みたいのが生まれたんじゃないかなと思う。
時間をかけて、色んな人と語らって、自分が思ったものを作り上げたからこそ、の確信というかさ。
でも、それはそれまで全くごっちんの中になかったものじゃなくて、ずっとあったのだけど、当たり前過ぎて気づかなかったものな気がする。
自分は歌が好きだと言うこと、ダンスが好きだと言うこと、そして、後藤真希後藤真希であると言うこと。それぐらいシンプルで偽りない事実はないと思うのだけど、改めてそう自覚した時、ごっちんの中でかちっと何かがハマったんだと思うんだな。
だからこそ、のさよ友だと思うんだよね。あれはこれが後藤真希だ!って確信がなければ歌えない歌だった。
第一、そんな迷ってる状態でメロンさんとやったら、あんなに上手い具合に溶け合ったりしないと思う。
己の世界がある程度確立されてるからこそ、出来る幸せ空間。それがRockですよ!だったんじゃないかな。
ただ、惜しむらくは強行軍のスケジュールの中、バンドとの絡みが希薄になってしまったこと。
何かボーカルとバンドとの絡みが、ロックの醍醐味の一つなのに、その辺のとこがまだ詰めが甘いっていうかね。せめて、バンドの位置を固定じゃなくて、ある程度自由だったら、もっと面白いものが見られたと思うんだけどね。
なので、是非こういう企画は定期的にやって、その辺も埋めていってほしいなと。
ええ、もし、あるのなら、今度こそツアーコンプリする勢いでございますよ>私

*1:何もそれはごっちんだけの問題じゃなく、作る側の混乱が拍車をかけたんだろうけど。