18歳

基本的には吉澤さんが賢そうに見えるので良し(笑)
語ってる内容的には既出の部分もあるんだけど、改めてまとまって語られると、確かにあの年は吉澤さんにとって転機だったんだなあと思う。
と、同時にさり気なく、それまで人に思いを伝えることをシャットアウトしてたといった言葉にちょっと切なくなった。
あの時期、やっぱちょっと自分にも他の人にもそっぽ向いてたんだなあ。ハロモニで映ってはいないだろう端っこで、どこか冷めた目をして皆を見てたのがどうしても忘れられない。多分、自分が娘。小説から生身の吉澤さんに興味を持った瞬間だったと思う。
それが自分という存在をフラットに見てくれる里アヤに出会って、サルで人に気持ちを伝えることの難しさを知って、去って行く安倍さんの後ろ姿を見送って、段々目を背けてたことに向き合うようになっていったんだな。
今の、いつも何かしらに訴えようとする吉澤さんを見ると、その屈託も無駄ではなかったんだと思えるけどさ。嵐の中の小舟のような心細さの中、何とか沈まずに来れたのも、周囲の人に恵まれてたからだとマジで思うよ。
勿論、人一倍もがき続けていたからこそ、周りの人も待っていてくれたんだろうけども。
普通だと18で高校卒業、21で大学卒業。そう考えると、吉澤さんは節目節目にちゃんと前へ進んでんだよな。
さよならだけが人生か、とも思うけど、何の何の人生って素晴らしい(笑)
そして、他の人がはみ出さないようなとこまではみ出して、ふらふらしながら歩く吉澤さんは美しいと。
出来るなら、どれだけふらふら出来るのか、ずっと追いかけていこうかな、この先もずっと。