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前々から気になってたこと。ほぼ、思い込みかもねw
何か段々、今回の曲がイケるようになってきたのは、きっと藤本さんのパートが多いせいだなと。
ま、単に声の好き嫌いの問題かとも思うんだけど、この二人の場合、特に歌に関しては藤本さんがリードした方がしっくり来るんじゃないかな。
藤本さんはその曲の空気を掴むのが上手いし、その空気を損なわずに伝えることの出来る人じゃない?けども、他の人と同じ世界を共有するっていうのがあんまり得意ではない、と言うか、ほとんど必要性がないのも確かなのよ。ほぼ過不足なく表現することが出来るから。
対してまっつーごっちんに近いタイプで、その曲に合わせて演じ分けられる人なのね、己の匂いを残しつつも。まあ、それがあんまり自然なんで、演じてる、なんて思わせないけども(ここらがごっちんとは違うんだけどね苦笑)
で、どうも最初の頃の違和感てのは、同じ一つの曲なのに、二人が違う世界をイメージして歌ってたように見えたことだと思うの。ま、それ以前にこの二人に対して、あの曲を渡せるつんくPってどうよ?って感じだけどもね。
まあ、それは置いとくとしても、曲のイメージがバラけてしまった原因て言うのは、本来曲のイメージを作れる藤本さんがサブで、その曲に乗っていくタイプのまっつーがメインだったからじゃないかと思うのよ。
これは、別にどっちが上手いとかいうことじゃなくて、要するに表現する型の問題で、一つの曲として表現するなら、それだとバランスが悪いってことね。
まあ、二人とも出来る人なので、きっちり仕事はして見せるんだけども、それでもちょっとした齟齬を感じてしまうというか。
単純に声の質から言っても、ああいう曲調で、藤本さん以上にパンチを効かせるのって中々難しいし。
まっつーは藤本さんに比べて、声が軽いんだよな。それこそまさにポップスには必要なことだけど。でも、二人で歌う場合、どうしても藤本さんの声のが耳に残ってしまう。これも質の問題なんでどうしようもないっちゃどうしようもないんだけども。
要は、まっつーまっつーとして生かすなら、サブに回して藤本さんに上手く乗っけていく方が得策だと思うのね。
だから、前の曲の時からの微妙な方向の修正は、何かやっとこのユニットの方向性が見えて来たようで、よろしいんじゃないですかと言いたいっす。
ただ、惜しむらくはメロディーズは藤本さんのイメージにハマるけど、今回の新曲はむしろ曲自体はまっつーの方が向いてる気がするとこ。
何つうか、ムード重視というよりは、ノリ重視だから(笑)そうなると、まっつーのが強いと思うんだよな。
で、何か、書いてて思ったのは、自分が思ってるあやみき像と、つんくPが思ってるあやみき像は多分、真逆だろうなってこと。
どうも、パート割とか、逆のが自分はしっくり来る気がする。いや、好み的にね(苦笑)
まあ、あれだ、これからもこのユニットを続けていくんなら、上手く二人が持っている力を引き出せるように、もうちょっとよく考えてほしいなあと思う訳です。はい。