トンパオ

とりあえず、箇条書き
・全体的に台詞のスピードを落とし、でもテンション高めで、気持ちがその分すっと入り込んで来た。
・今日も筧汁は絶好調。勢い余って2回噛むも、昨日よりよりメリハリがついた気がする。
・吉澤さんも今日も絶好調。何だろ、ちょっとお芝居を楽しむ余裕が出来てたような気がする。例えば、藤原との絡みで喋るとこ、昨日はどっちも間を外して、きっかけ台詞の前に喋り出したり、相手の言葉に被るようなこともあったんだけど、今日は自然にスムーズに流れてた。大阪の舞台に慣れたのか?
・ああ、どうしてそんなに可愛いのかよ!
・メイサちょっと印象訂正。彼女はキレで勝負するタイプのダンスをするんだね。うん、やっぱりごっちんに少し似てる。そして、基本アクション畑の人のうごきだったなあと。
・有線大賞のシーン。下手の記者役の人達が吉澤さんの足下にサッカーボールを置き、カモンカモンと吉澤さんに蹴るように呼びかける。一瞬、吉澤さん本当にいいの?って聞いてたけど、そのままキック。記者さん達、それを止めるとわーいとボールを持ったまま捌ける。本当にサプライズだったみたいで、吉澤さんも驚いてた。
・今日の日本語は私は今日千秋楽ですねん。昨日は何も言わず退場だったけど、今日はちゃんと藤原の後をリピートしてた。
・つぐないを歌う瞬間の吉澤さんの表情の違いがすごい。本当に一瞬にして歌に入り込んでる。そして、昨日よりもなお一層歌声が綺麗に伸びていた。en-Reyさんとはまた違った味わい。でも今日の声のシンクロ度は高かった。何だかちょっと神がかってた。
・今日は土曜の夜という事で、リアルテレサを知ってる世代のおじ樣方も多かった。後ろに座ったおじ様は川の流れの始まるところ辺りで、鼻をすすっていた。
・前の方、ヲタさん率高し。ちょっとコンサートばりの濃さw明らかに空気が昨日と違った。でも、今日初見の方も多かったらしく、昨日よりお客さんのリアクション大きめ。藤原もいい間でボケてたため、ちゃんと狙ったところで笑いが起きてた。
・いやあ、でも、今日はメイサかな。昨日は若干固く感じた表情も、今日は生き生きと舞台の上で生きていた。最後のお断りだ!の優しい事よ。立ち回りもキレよく、リズムよく、躍動していた。きっとこれがこの人本来の動きなんだろうな。台詞も相手と上手く絡んでいて、リンという存在を浮かび上がらせていた。今日、改めてリンが好きになったよ。
・en-Reyさんも今日は楽しそうに皆に絡んでいた。カタリーナ・ビットのとことか、今日は3人ともいいリズムで分かっていても笑ってしまった。あ、それと、今日は歌の方も気合いが入ってて、本当に綺麗な歌声だった。
・今日、台詞がない時の藤原と吉澤さんを見たら、二人ともちゃんと演技していた。何か渦中に放り込まれた力ない若者二人って感じで、所在なげなとこが良かった。
・階段のとこで座ってリンの話を聞いてる吉澤さんもいい。ああ、自分、美華好きだわ。
・マフィアのボスの人の演技、昨日は怒りや憎しみを感じたんだけど、今日はむしろ悲しみを強く感じた。この人が悪役としてしっかと立っていてくれるので、リンやテレサの苦しみが際立つ。それにしてもいい声してんなあ。
・遠山さんは最初の歌の呼び込み役の時から、一人声量が違う。流石叩き上げ。後半、ラスボスに近い役だけど、こちらの悪役は怒りというより、狂気を感じさせる。
・最後、テレサの墓に花を手向けるシーン。袖から出て来た時からかなり吉澤さん来てた。歌い上げるシーンの時ちょっと鼻が赤かったように思ったのは気のせいか。が、歌い終わり、お客さんから拍車が来た瞬間、会心の笑顔。ほっとしたようでもあり、やり遂げた満足感みたいなものもあり。それより何よりお客さんの拍手が嬉しかったんだろうな。思わず零れた感じ。ちょっとね、吉澤さんがそれまで抱えてたものの大きさにぐっと来た。微塵もそれまでそんなこと感じさせなかった吉澤さんは凄いよ。
・歌えない役、与えられたたった1フレーズにかける吉澤さんの気持ちもどんなんだったんだろう。この人はあんまりさり気なくやってしまうんで、見落としがちになっちゃうんだよなあ。
・このお芝居で吉澤さんから伝わって来たのは歌が大好きだって気持ち。声を出せない役だったからこそ、私の歌を聞いて欲しいって気持ちが直に伝わった気がする。ともすれば、あやふやになりがちな美華の存在を、その気持ちが支えてたのかも。
・吉澤さんて、こんなに晴れやかに伸び伸びと演技する人だったんだと改めて思う。まあ、周りがかっちり仕事人が多いから、安心して飛び込めたんだろうけどね。娘。を離れ、一人で立つことになったこの時期に、こう言う仕事させてもらって、己の立つ場所って奴を再認識出来たんじゃないかな。
・カテコは5回。2回目幕上がったとき、筧さんが何か手に持ってんなと思ったら、まず花束。吉澤さんちょっと照れ臭げにはにかみつつ受け取る。何だろ、すごいおずおずとしてて、素っぽかった。すげー可愛いでやんの。
・それだけでも有り難かったんだけど、筧さんまだ何か持ってるなと思ったら、お前もトンパオ(手書き)と書いたたすきをわざわざ吉澤さんにかけてくれる。吉澤さんも泣きそうだったけど、こっちも泣きそうだった。その後、筧さんが吉澤さんを指して拍手を要求w吉澤さんの隣にいたメイサもすっごい優しい表情で見てて、ああ、本当にトンパオになれたんだなって思ったよ。
・して、3回目、吉澤さん中央で、幕が上がる。あんな嬉しそうな吉澤さんを久し振りに見た気がする。何かね表彰してもらった子供みたい。嬉しいんだけど、おこがましい感じ。自分の立場分かってんだよなあ。何度も何度も拍手煽ってくれた座長に拍手。本当に||| ´_`||<ありがたいことです
・あ、2回目ですでにスタオベ状態。え、ちょっと早いでしょって思ってたけど、筧さんが煽る煽る。一斉にヲタさん達が立ち上がって、釣られておじ様おば樣方も。会場がどことなくいい雰囲気に。
・4、5回目はメンバー順ぐりにリスペクト。ヲタさん、ひゅーひゅー言い過ぎだよ、ヲタさん。自分も言ってたけどwトンパオたちもすっげー嬉しそうだった。彩輝さんとか、ちょっと照れてたよ。
・何かね、かっちり芝居をやりつつも、皆がそれとなく吉澤千秋楽を意識してくれたんだろうなあと思うよ。昼夜公演て言う事で、要らない力みは消えてるし。でも、心地よい緊張感で。こう、皆が皆、お芝居を楽しんでたように思う。それぐらい、いい芝居だった。これだから生ものはたまらない。
・結果的に吉澤さんの回は、媒体には残らない感じだけど、自分の演技に一喜一憂してくれるお客さんを見て、何かを感じ取ってくれたなら、それでいいと思う。

以上、見てきた感想とレポでした。今日一日はのんびりして、明後日は石川さん大千秋楽へGO!。