まなざし

ユメセンを見た。もそ眠かったけども。
うん、いいね、子供に対する吉澤さんのまなざし。照れ屋で決して本音など洩らさない人だけど、子供に対する時はまっすぐだ。先生と言うより、同じ人としての先輩って感じで喋ってんのがいい。媚びへつらうのではない。上から見るのでもない。ちょっと引いたところからまっすぐ子供達を見つめてる。誤摩化してない感じが良い。
それと、北澤さんが喋ってる横で、じっと北澤さんを見てる時の表情もいい。口に出して言った訳じゃないけど、しっかりとした絆を感じる。最後、誉められて素で照れ笑いしてる吉澤さんが可愛い。
また、そういう吉澤さんをみる北澤さんの目が暖かいのな。ちょっとさ、教壇に立つ教え子に対する面映さもあったりして、ほんと良い関係なんだろうなって思う。
で、その目を見て思ったのが、吉澤さんが子供達に対する態度ってのは、この人から学んだものかも知れないなあということ。何だろ、自分より若いから、経験が浅いからって、一方的に侮ったり甘やかしたりしない姿勢っていうか、一人の人としてみるやり方っていうのを、そばで見てて、吉澤さんは自然と覚えたんじゃないかな。
だから、いざ子供の前に立った時、臆することなく今まであまり触れてこなかったことも話せたんじゃないのかな。
ふと、そういうことをね、考えさせる目線でした。多分、吉澤さんにとって、家族以外の大人で久し振りに会った、信頼できる大人だったんじゃないのかな、きーちゃんは。
何だかんだ言って、師匠には恵まれてるよね、この人は。