君は1000ぱーせん

うーむ、何かもの足りない。昨日いろいろ書いたけど、根本的なとこでどうも自分は勘違いしてたっぽい。
歌のテクニック云々も勿論大事だけど、吉澤さんの歌の魅力ってのはそこじゃないのだ。自分的に。
例えばそれがソロだろうとユニットだろうと、カバーだろうとオリジナルだろうと、そんなの関係ない。いや、そりゃ、オリジナル曲をもらえるんなら、貰えるに越したことはないけどさ、良い歌ならあんまりその辺こだわりないの。基本、歌、好きだし。
じゃあ、自分がこだわるのは何かって言うと、その良い歌を吉澤さんがどう歌うかってこと。その歌を吉澤さんが聞いて、どんな風に感じて、どう表現するのか、そういうのが見たいんだよね。
だからまあ、歌ドキッって色々言われてるけど、自分的には毎回ちょっと楽しみだったのよ。曲ごとに色んな表情の吉澤さんが見られるし、吉澤さんが歌うことで、聞き慣れた歌がまた違う切り口を見せるのも面白かったしね。
ただ、吉澤さんてパッと物事を掴むのは早いんだけど、そこから自分の世界を立ち上げるのに少々時間がかかる感じじゃん。それはまあ、歌の世界を尊重して、そこに自分なりの表現を織り込むのに慎重な証拠なんだけど、この手の番組じゃ諸刃の剣なんだよな。
つまり、十分に歌と向き合う時間が取れなくて、自分に余裕がない今回みたいな時って、吉澤さんの思ってることが上手く歌に乗らないの。
いやー、こうしてみるとさ、初日は大分柴っちゃんに引っ張ってもらってたのかもなって思うよ。歌うのが本当に楽しげだったもん。
で、それと比べると、昨日今日の二曲は微妙だったなと思うんだよ。何ちゅうかもうちょっと煮込みが足りなくて、吉澤成分が薄い感じ。昨日はまだましだけど、素材の味のが強かったなあと。
こう、がっつり吉澤さんの歌聞いたなっていう感触が欲しいんだろうな。多少歌にあやふやなとこがあっても、吉澤さんの匂いを感じられれば、それで満足っていうかさ。
今回、どうもそういうとこが食べ足りないんだよねー。全体的にちょっと練り込みが足りない気がする。まあ、あくまで自分的にではあるけど。
てか、段々贅沢になっていってるのかも知れんなあ(笑)これが出来るならもっともっとって欲深くなってるのかも知れん。
でも、やって出来ない人じゃないからね。吉澤さんももっと欲深く歌を追求してって欲しいなと、ちょっと思いやした。へい。