感想、その前に

長い前ふり。ライブの一つ一つの感想は明日になりそうなんで、興味ない人はスルーの方向でw
ということでね、体調は悪く、空模様はもっと悪かった土曜日(大阪は飛行機に欠航が出るくらい雪が降ってたw)から一転して、とある人の部屋で目が覚めたら冬空が戻ってきていて、おお、何だか幸先いいじゃんと思いつつ、青年館まで行って参りました。勿論、昼夜w
途中、アキバに寄って、例の献血CMを見たり、だんぼーる肉まんを買ったりして、珍しく真面目なヲタさんのフリをしてる自分らが愛しかったわw
で、まあ、会場着いたら早くも物販列が出来ていてグッズを半ば諦めましたね*1。何ちゅうか、大阪ってツアー後半なことが多いんで、ここまで列出来ないんだよな、買う人はもう全部買っちゃってるんで。で、中入ってうだうだ喋ってたら、早々に吉澤さんセット売り切れとかw早っ!昼始ってないぞ、ヲイwあと、きゅーぴーにがっつき過ぎだと思います、色んな意味でw
それにしても、あのヲタTを着て集団で歩いてる女の子さん達の多さに、ビビった。本当はもっと居ると思われるんだけど、シャイな吉ヲタさん達は買ってても着たりしないことが多かったじゃん、今まで。何か女一人でTシャツ着てて、浮いてた時もあったのが今は昔ってか?増えたよね、明らかに。あれって、初日だからか?
まあ、確かに最近ぐっずのセンスが以前よりはマシになってきてる気がするけど。てか、ステージ周りのセンスが良くなった気がするw客入れのとき流してるBGMとかさ。いいことだよ、うん(ふつうになったとか言っちゃダメw)
いや、にしても、初日のあの感じはいいね。何が始るのか分からんワクワク感とかすげーいい。特に今回は幕が上がってみないと、自分的に想像出来ない部分が大きかったんで、どこか待ち構えてる感はあったね。だって、秋にライブがなかった年なんかなかった訳だし。ハロコンって言っても、彼女たちがメインの紺ではないじゃないっすか。だから、こう、思う存分、ステージの上で歌ったり、踊ったり、煽ったりしてる吉澤さんを楽しみたかったんすよ。『彼女たち』のステージが見たかった。
それは、多分、他のヲタさん達も同じで、初日っていうのは、ハッキリ言えば海のものとも山のものとも分かり辛かった音楽ガッタスが、はっきりとした形を現す瞬間でありまして、こう何か抑え切れない興奮と熱気といいますかね、そういうものが体から発散されてたよ。ある意味、公演始る前からあったまってたんとちゃうかな(笑)
また、会場が青年館ってのもやっぱり期待がでかくなる要素でして。去年のRockですよ!が超楽しかったんで、ああいう熱いステージになればなあって思ってた訳です、自分的に。
で、見て思ったのが、初日行っといて良かったってことっすかね。多分、パフォ的にはこれから熟成が進んで、MCとか魅せる部分での遊びが増えた後のが面白いんだろうけど、あの、音楽ガッタスがおぎゃーって生まれた瞬間に立ち会えて良かったなあと。
あれね、結構年上の四人にしてもかなり気負いがあったと思うんすよ。こんこんは自前のライブってもの自体が凄く久し振りだったし、石川さんは美勇伝の解散発表後別ユニットでの初のステージ、まいちんだってブレイク後の大事なステージ。
そして、吉澤さんは。卒業して“外”を経験した後初めての本格的なツアーだってのもあったし、それに何より、正月大阪で見せたあの逡巡。あれがとっても気になってた。
色んなことがあったってさ、いつだってステージに立ってた人だし、立つ以上はそういった“事情”って奴を匂わせるのが苦手な人だと思うんだよ、吉澤さんて。まして、ステージの上で自分の素に近い部分を表に出すなんて、一番避けてきたことだと思うのよ、実際ね。
それがちょっとあの日の大阪ではタガが外れていて、あれ?ってなったのね。ほんのちょっとした違和感なんだけども、それが言葉にはしにくい、でも気になる違和感だったもんで、音ガタのツアーはどうなるんだろう?って思ったの。
だけど、案ずるより産むが易しってのは本当だな。ステージに立つことで、微妙にズレてた何かが上手いことシンクロしつつある。少なくとも、あの幕が開いて、ピンスポ当たってパフォを始めたとき、というか、こちらがわーっと襲いかからんばかりの勢いで乗り始めたとき(笑)、腹が決まったんじゃないかな。
いやあ、ハロの人達っていうのはライブの人達なんだよなあ。今回ほど、そう実感したことはなかったよ。いや、毎回、そう思ってるけど(笑)
一旦、エンジンがかかってしまえば、キャプテンてばステージを掌握するのも早い早いwで、キャプテンが自分の位置に納まってれば、自ずと周りも自分の形になっていく。正直言って、まだチームとしての形が見えた訳じゃないけど、とにかく自分達は最高のものを見せるんだって気持ちが、こっちにびしばし伝わってきたんだよね。
して、それには下の子達の気合いが影響したんだと思うな。確かに技術諸々のことでは成長の余地があるんだけどさ、彼女たちのこのツアーにかける意気込みって奴はただものではなかったのよ。それに絆されてって言っちゃおこがましいのかも知れないけどさ、ちゃんと受け止めて、チームがより良い方に走るように気持ちを持ってったっていうか。迷いを一度振り切っちゃって、一つの事に集中していった感じだったんだよね。
そういう、何ものかになっていこうとする“熱”みたいのを、感じられて良かったなと。これから音楽ガッタスがどんな形になっていくにしろ、その原点を見とけて良かったなと、そう思ったです、はい。

*1:結局、昼と夜の間に10番キーホールダーとDVDマガジンは買ったんだけどね。