わおーんらいぶ

感想を。
まずはやっつけでなく、ちゃんと考えられたライブだったなと。基本、割りとこういう沢山色々出て来るのに慣れてない人でも楽しめるように考えてあって、お客さんを飽きさせない工夫をしてた。
多分、MC三人ともかなり打ち合わせしてあって、前のアーティストの尺が長かったり短かったりしたら、上手くつなぐようになってたんだと思う。ポジション的にはMすてのタモさん的な感じかな。
で、司会の様子はっていうと、心配してたより全然いい。というか、わおーんを見慣れてると全然違和感ないんだよね(苦笑)普段やってるスタジオトークっぽいノリっちゅうか。まあ、多少初期のどこで突っ込んでいいんだか分かんないびみょーな雰囲気もあったりしたけど、ちゃんと誰かがフォローに回ってたよ。うん、拾えるようになった。
お客さんもいい感じで乗ってくれてて、あんまりアウェー感なし。特にうちのキャプテンは何故か受けが良く、登場時からおおっ!!みたいな扱い。あれか、やっぱり女子の受けはいいのか?ちなみにお客さんは女子6男子4ぐらいの割合、もしくはもうちょい女子多めだったかな。普段自分が行く現場ではお目にかかれないタイプのおねーさん方も多かったよ。ま、そもそも女子の多い現場なんて行かないんだけどな(爆)
トーテンの二人はね、ちょいテンパってたかな。まず、あのお客さんの数に圧倒されたんだと思う。あんなでっかい会場であんま漫才しないもんね。上手く回さなきゃと思うあまり突っ走り気味の大村くんと気後れしたのか遠慮がちになる藤田くんて感じ。でも、そんな目立つほどじゃなくて、あの番組知ってるからそう見えただけかも知れない。会場の雰囲気を壊さずに次に回せてたんじゃないかな。とにかくすごく気合い入ってたのは確か。最後のわおーんて叫ぶ辺りでようやく肩の力が抜けたのか、楽しげな表情を見せてたよ。心底ホッとしたって顔してた(笑)
吉澤さんはね、三人の中で一番冷静だったかも。やっぱ踏んでる場数が違うやね。前半走り気味な二人にいい具合にボケを入れて場を和ましてたよ。てか、ステージ上がっちまえばこっちのもんだよな。お客さんの気分を乗せるのが相変わらず上手いのなんの。ぐだぐだになっても、最後吉澤さんが煽っちゃえば何とかなってしまう(笑)あの辺はもうさすがとしか言いようがないね。逆にあのお客さん見てやったろうじゃん!ってなったっぽいw普段なら拾わないかも知れない、藤田くんの小さいボケ(靴下のワンポイント)とかもきっちり拾って話つなげてたもんな。あれの他にもうっかり段取り忘れてたようなとこもフォローしてたし。何より、ちょこっちょこっと挟む独り言みたいなコメントが可愛過ぎる。きっちり進行はしてる癖に、自分に焦点が当たってないとあれだ。油断も隙もない。必死だった二人には見事にスルーされてたけど。
ま、冗談はさておき、考えてみれば、吉澤さんは1年ちょっと前まで歌ったり踊ったりしながらステージをコントロールしてた訳で、今回は当事者でない分ちょっと冷静に見れたってとこはあったんじゃないかな。ああ、いつも自分はこう見えてるんだ、みたいな。
ただ、あくまで今回はアーティストさんが主役なんで、控えめになおかつ上手く引っ張らないといけないところは難しかったかも知れない。いつもとは違う神経を使うっちゅうか。
そんなこんなでね、お互いでこぼこしながらも、何とか滞りなくやりきっちゃったよ。いやー、本当言うともっともっさりになるかと思ってた(苦笑)でも、最終的には空回りながらも楽しいイベントになったんだから、三人には拍手を上げたい。お見それしました。
まあ、出演者の人たちが皆一度は顔を合わせたことがあるってのは大きかったとは思うけどね。わりかし気心知れた仲っていうか、何とも和やかな雰囲気だったんだよ。それこそタイプはみんな違うんだけどもすごく楽しそうっていうか。何だろ、ゲストもオーディエンスも凄いウェルカムwダニエル・パウター氏でさえ例外なく、気持ち良さげにピアノ弾いてはりました。いや、まさか最後まで残って挨拶してくれるとは思わなかったよw
あー、それとイベンターの皆さんがやけに手慣れた感があったね。すげースマートなの。進まない行列とか、後手後手の進行とかハロでは良くあることがほとんど見かけなかったよ。実にスムーズ。こういう世界もあるんだなあと思ったよ(笑)
ということでね、司会なのに妙に大物感のあるあいどると、初めての試みにやや突っ走りながらもやり切った大人二人の奮闘記でした。いや、正味3時間ご苦労様でした。長かった〜。