リーガ何チャラ

石川さんに続いてキャプテン登場。それだけで華やかなショーの雰囲気がある民放系のスポーツ番組と違い、簡素で試合中心なところがCSらしい。
そんな中で我らがキャプテン(久しぶりだな、この呼び方)はどういう立ち位置で喋るのかちょいと思案の種だった訳だけども、終始一サッカーファンの立場で喋ってたのは良かったんではないかと。なまじ「ガッタスキャプテン」としてのお呼ばれだっただけに、あの何とかって選手が格好良かったです〜だけってのもアレだし、かと言って専門的なことはプロの方が隣に座ってるんだからしゃしゃっちゃあウザいしね。
最近のよしざーさんが卒がないなーと思うのはこういう時。その辺のことを頼りになります野生の勘で上手に回避しつつ、よしざーさんらしい視点をそこここに散りばめ、その上でにこにこと恐るべき可愛らしさもアピールするという、一時期を思えば離れ業のようなことを何とはなしにやってみせるんだよなあ。まったく、どうかしてるよね(笑)
まあ、司会の柄沢さんと解説者の信藤さんの雰囲気の良さに助けられた部分もあるとは思うんだけどね*1。でも、今回ちょっと、おっ!っと思ったのはよしざーさんの聞く姿勢。何ちゅうかちゃんと人の言葉を待てるようになったのな。試合の流れとかビッグプレーに対するコメントとか、柄沢さんと信藤さんが大事なことを喋ってるとき、よしざーさん、決して口を挟まないんだよね。して、振られた時だけしかるべく語る。この加減が絶妙。
あれはきっとわおーん効果だね。聞き出す方の立場に立つようになったから、相手の人との間っていうんですか、そういうのの大切さっていうのが身にしみたんだろうなと思う。いや、前からその辺は割と大事にしてた訳だけども、今はもうちょっと踏み込んで、何だろうな、ちゃんとコミュニケーション取ろうみたいな。まあ、そんな難しいことじゃなく、単に相手の人の話も聞かないと、自分の話も聞いてもらえないってことが分かっただけかも知れんけど、これ、結構大事だよね。あの年頃の女の子では出来ない人多いんだよ。基本、人の話、聞いてないから(笑)
いやー、人に話してもらおうと思ったら、根気よく相手の話を聞くってのが一番手っ取り早いんだけどさ。その辺のことが実感出来ただけでも、あの番組やってて良かったなと思うよ。全てはつながっていくというかさ。
ああ、つながっていくといえば、イッテQのVがあそこで流されるとは思わなかったな。一見すると唐突な感じがする今回のオファーも、まさかそこからつながってんのかよと(笑)てか、ああいう番組のちょっとしたレポートを知っててくれたってのが嬉しいよね。ましてや弄ってもらえるなんてさ。一応他局だし。改めてサッカー関係者からの信頼はちょっとしたものなのかも知れんと思ったね。信藤さんが優しいのもきっとそのせいだ。うん(笑)
まあ、なんだ、とにかくサッカー関係のお仕事でのよしざーさんのすっぽり収まった感は凄いなと。好きこそものの上手なれとはこのことだよね。まず、話しててすごく楽しそうだもん。先に書いたみたいに、会話ってボールも上手く回せるようになってきたしさ。元々相手を自分のペースに巻き込む力は強い人だし、この調子でどんどんオープンによしざわーるどを展開していって欲しいなと。して、いずれはサッカー以外にもそういう領域を増やしていければなと。
まあ、単純にさ、好きなものについて楽しげに語るよしざーさんの姿が好きだし。よしざーさんがもっと伸び伸びとやれる場所が増えていけばいいなと思った訳ですよ、はい。

*1:何だろう、あの生暖かい空気(笑)柄沢さんはもっそ優しいフリだし、信藤さんはまるでサッカーが好きな小さい子に喋るトーン。