リボン 感想 1

遅ればせながら感想など。
いやー、もうね、突っ込もうと思えば突っ込みどころ満載なお芝居だったけど、そんなの全然気になんないぐらい楽しかったね。
つまるところ私は、何かにひたむきに挑む娘。さん達が好きなのかも知れんよ。それがフットサルだろうと、ミュージカルだろうと、ね。
んで、各ゲストの回1回づつと、スタンダードな奴1回、計4回見たんだけど、毎回違うとこ発見して喜んでたなあ。
アヤンツのあの女の子の扱いっぷりは、何かプレイボーイの匂いがするなあとか、大臣は背中でいい演技しやがるなとか、小春はライトを浴びてない時もきちんと表情を作ってるなとか、藤本さんは企み破れて悄然としてる時の表情がいいなとか、しょうもないことなんだけど、そう言う細かいこと見つけてはニヤニヤしてた。
それ以外でも、皆毎回ちょっとづつ進化してて、見ていて「ああ、何とか少しでもいいものをみせたいんだねえ」と妙に親御さんぽい心持ちになったよ。
あ、それと今回は宝塚さんの太っ腹さに感謝したい。正直始まるまでは、こんなに全面的にバックアップしてもらえるとは思ってませんでしたよ。ありがたいことです。
と、同時に、ちゃんと娘。の個性を踏まえた上で演出してくれた木村さんを始め、あれだけ音域、というか得意な音と苦手な音にバラツキのある娘。各人に合わせて曲を作り、なおかつまとまりのあるアンサンブルまで作ってくれた甲斐さんや、胸を貸すつもりでドンと受けて演技してくれたマルシアさんや、箙さんにもお礼を言いたい。すぺしゃるさんくすふぉーゆう。
ほんとにね、今回の公演は特別だった。技術的には拙いかも知れないけど、懸命に何かを学ぼうとしていた娘。たちと、それに答えて影に日向に支えてくれたスタッフと、一月40回という短いんだか長いんだか分からない時間だったけど、ちゃんと一つの一座だったよ。
それはまこのセレモニーで何度も上がった幕が証明してる。あれは一緒に頑張ってきた仲間に対する心からの餞別だった。
ああ、無理してでも、あの場に居りゃあ良かったなあ。きっとぼろぼろだったけどさ(笑)
何かね、終わった今も余韻で気持ち一杯一杯なんだよね。8回も見に行っちゃった誰かさんじゃないけど、ちょっとばかしバーンアウト気味かも。
気持ち切り替えようと、お馬鹿画像なんて貼ってみたけど、今ひとつ気の利いたコメントも出来ないというね。
ま、徐々にこうやって吐き出して、ペースを取り戻そうかなあと思ってます。
で、明日は何にもなければ、各人に対する感想なんかを書いてみようかな。
と、書いて、自分を追いつめてみた。夏休みの宿題は残り一週間でやるのが醍醐味な私でした。