DIN

よしたかは奥が深い。
例のハモりの部分。確かに二人の声の混じり具合は凄いよな。
元々、ふたりとも声が柔らかくて、深い声なので、誰とでも相性はいいんだけども*1、二人が重なると何とも言えず心地よい。
本人達の相性はともかくも(笑)、声の波長がとても合うんだと思う。
こう同じ合うのでも、よしごまの場合は感じ方の部分で、言葉のどこにアクセントを置くかとか、曲のどこら辺でピークを持って来るかと、いわゆる曲想が似てると言うか、同じなんだね*2
よしあいはと言うと、もっと質的な部分で近い感じ。声の波の幅であるとか、高さであるとか、まろやかさであるとかが、ぴったりハマるんだろうな。だから、聞いてる方としてはすごくスムーズに聞こえる。
後、二人の意識的に、人と声を合わせることが好きってのも、あると思う。だからハモりの時に、ハモりに徹することが出来るんだね。二つもしくはそれ以上の声が重なる気持ち良さって言うのに、重点を置いてると言うか(あくまで娘。全体を考えた時だけだけど)。
今の娘。でハモりと言うか、声の重ねを考えた時にこの二人がベースになるのは分かる気がするな。質的にも心情的にもさ。藤本さんもベースになるけど、二人とは意味が違うよ。藤本さんの場合は藤本さんの声が強過ぎて、藤本さんを中心に持って来ずにはいられないんだと思う。で、その周りに皆を配置した方が落ち着くと。
なので、今、娘。でハモりをやるとこれみたいによしあいだけ浮いちまうことになるんだよな。
ひょっとしたら大阪の時は高橋さんの心的に、いつもより気持ち吉澤さんに寄り添い気味だったのかも知れないけどね(声がだよ)。
まあ、自分的にこの二人のハモりは好きなのでね、是非次のアルバムでも、紺でも、どこかで使って欲しいなと思います。はい。

*1:固い声の人とでもハモれるのは二人の声がそれを受け止められるから。

*2:曲の入り方とか、盛り上げ様、ブレスの位置まで同じってのはある意味、怖い。魂の双子って言った人の気持ちが分かるよ(笑)