1週間もろもろ

旅行の最初と最後のテンションの差に自分でもびっくり。柄にもなく日に焼けちゃったりしてなw
ま、ということで、1週間まとめて、ちょこちょこ。
・日曜日 鎌倉あじさいライブ
まずね、鎌倉の街の空気が好きだな。適当に観光地なんだけど、これを売ってやろう!みたいな押し付けがましさがなくて、スペースが広くて、何よりすぐそばに木の気配があるのが、何か気持ちがいい。
そんな空気の中での飯田さんてのがまた似合うんだな。会場がちょっとばかり埃っぽかったんだけどさ、あのぼんやりとした光の中、ゆったり歌う飯田さんはいい。こう、ちょっとした贅沢って感じ。
そして、選曲がまたw30代後半以上しか分からんSLだったなと。特にサザンのあの曲に関しては、鎌倉だけにやってくんないかな、って密かに思ってた奴なんで、かなり嬉しかったりw自分の中で、原さんの歌って軽くてからっとしてるイメージがあって、飯田さんが歌うのはアリかなって思ってたんだよね。飯田さんのウェットな声と、曲の軽やかさが上手く絡まるんじゃないかなと。
で、やっぱ良かったね。曲全体がしっとりとして、でも重すぎず、あの日の鎌倉の空気に合ってた気がするよ。
雨音はの方は、オリジナルのイメージに近いかな。もの憂げな感じがハマってて、それはそれで面白かったな。やっぱりこの辺のチョイスの上手さは、飯田さんならではのセンスの良さを感じる。それを選ぶ事で、鎌倉と梅雨をイメージさせるというね。
ただ、まあ、先にも書いたけど、あそこに居た人の何人が知ってたんだろう?という選曲ではあったけどねw自分のがっつき具合とむーちょさんの?具合のギャップが面白かったもん。ある意味、初めて明確にジェネレーションギャップって奴を感じたかも知れない(笑)そういう意味でも、面白いライブではありました。はい。
・ベリさんライブin TBSチャンネル
いや、目からウロコ。今まで食わず嫌いしてて悪かったねって感じ。何ちゅうか、プロだわ、彼女ら。確かに身体がまだ発展途上で上手く出来てない動きとかもあるんだけど、一つ一つの動きが理に適ってるの。いわゆるダンスする人の動きなのね、無駄がない。どころか、嗣永プロとか、キャプテンとか、まーさ辺りは、(゜∀゜)って動きをする。イントロの動きだけで見入っちゃうもん、フリも面白いしさ。てか、全員がかなりのレベルで揃ってるから、フリつける方もいろいろ遊んじゃうんだろうな、ほんとよく考えてある。で、また、よく揃ってるんだわ、腕を伸ばす、ターンする、足を出す、皆同じタイミング。ま、当たり前っちゃ当たり前なんだけど、一つのユニットとして動く、ってことに慣れてるんだろうな、ピタッと決まって格好良い。動く、止まる、そういう単純なことがきっちり出来てるからこそ出来る技っちゅうか。
歌の方も、ようやく皆が声変わりを終えたかなって感じで、ユニゾンが綺麗。皆声の質が柔らかくて、他の人の声と馴染む声なのもいいね。
あれだ、ハロにしては珍しく、コンセプトと本人達と作ってる人達の思いがかちっとハマった気がする。
それというのも、夏焼さんの存在はでかいんだろうな。彼女はダンスでも歌でも芯を取ってる訳だけど、コンスタントに高アベレージ。軸がブレないのね、いつでも当てに出来る。また、癖が少なくて、スタンダードに近いから周りが乗っかりやすいと来てる。だから、多少癖の強い、嗣永プロとか菅谷さん持って来ても、返っていい味になってると。
ああいう人、グループに一人欲しいよね。そのグループの基本の音っていうかさ。まあ、夏焼さん的にはもっと自分の色出したいのかも知れないけど、自分の役割を分かってて徹してるのがえらいなあと。
そう、この自分の役割に徹してる感はハロのどのユニットよりも強いかも知れない。一人一人だともの足りないのかも知れないけど、ベリとして固まった時に見せる完成度は高いよ。ある意味、アイドルユニットとしての完成型だよな、ベリって。アイドルのプロ。
それが好きか嫌いかで、ベリが好きかどうかわかれるかもしれない。自分は嫌いじゃないな。ユニットとしての面白みを感じる。
ただ、この先が難しかろうなとは思うんだよな。今のバランスがいいだけに、これから先、メンバーの成長次第によっては、展開が全然違って来ると思うんだよ。なまじ出来るから、一人でやりたいって子だって出て来るだろうし。ま、だから、今のバランスをTVとはいえ、見といて良かったかなと思う。楽しませて貰いました。
さて、次は℃さんのライブでもTVでやんないかな。キャラ以外にもちょっと興味沸いたよ。
・火曜日 歌ドキッ
いや、いいね。シングルベッドよりこっちの方がずっと好きだわ。吉澤さんの声のいいとこがとてもよく出てるよね。空気にふわっと広がってゆく感じがすごく気持ちいいの。こう、本当にやわらかい風が通り抜けてく感じなんだよね。その癖、声が耳に残ってて、いつの間にか鼻歌歌ってたりするんだよな。中毒性高いのw
また、予想してた以上にRucaさんとの声の相性が良くて。甘く艶のあるRucaさんの声の上に、吉澤さんの優しい声がふんわり乗っかってるっていうのかな、お互いのいいとこ活かしてるような気がする。いや、マジで二人とも気持ち良さそうに歌ってんだよなあ(笑)聞いてる方も楽しかったけど、あれは歌ってる方も楽しかったんだと思うね。
それと、吉澤さんの歌ってぱっと絵が浮かぶよな。すごく断片的なんだけど、鮮明にシーンが見えるっちゅうか。今回は何もない草原の中の真っ直ぐな道を、おんぼろスポーツカーで走る吉澤さん、みたいなイメージでね。本当はかっ飛ばせるのかもしれないけど、あくまでマイペースですすーっと走ってくんだな。うん、実際絵で見てみたい。やっぱ、やってくんないかな、ロードムービー。吉澤さんて、本人も歌も妄想を刺激する何かを出してる気がするんだよ。だから、ハマると思うんだけどなあ、映画。
閑話休題。何かさ、全体を見て思うに、吉澤さんの歌、さらに自由になってない?娘。にいた時だって、自由じゃない訳じゃなかったんだろうけど、それでも「こうでなきゃいけない!」みたいな縛りはあったんだな。いや、多分吉澤さんの中でね。
だけど、ここんとこの歌ドキッとか見てると、もうそういう縛りもすっかり分解されて、思う様自分の好きなように歌ってる気がする。ちょっと前までだったら、この曲をこんな雰囲気で歌えてないんじゃないかな。歌に身を任せられるようになったというか。うーん、やっぱ自由になったのか。
して、吉澤さんの声って、ソロも勿論大好きだけども、誰かの声と絡んだ時の気持ち良さは格別だな。毎回、3曲一括で撮ってもらえるなら、一つぐらいは誰かとハモり推奨。いや、むしろ、激奨。本人も楽しげにやってるしさ、色んな組み合わせで、色んな楽しみ方をしたらいいと思うな。


と、長くなったので、1週間の報告前編終り。続きはまた明日。