くいず

某サイトさんの作家さんは誰だ?くいずの話。
うーん、今いち誰か特定出来ない。多分、一度は読んだ事のある人達だと思うんだけど。ま、もうちょっと読み込んでみて、分かったらメールしてみよっかな。
そして、定期的にやってくる、あやよしの波があれのお陰でやってきましたよ。何だろ、この二人にしかあり得ない緊張感てあるよね。すっごい好きなのに、お互いに踏み込めない領域がある、みたいなさ。
で、また、それをお互いが知ってるんだな。相手がそれに気づいてることも。気づいてるって知ってることも。でも、相手のことが好きだから、気持ちが分かっちゃうから、それに触れられないっていうね。あー、せつねー、せつねーな。好き、だけじゃどうしようもない世界ってあるんだよなあ。

にしても、やっぱり小道具の使い方がうまいなあ。時計ってさ、時間っていう不確かなものを計る、不思議なものじゃん。で、それを外すっていうその行動一つが、相手の気持ちなり、自分の気持ちなりを映す鏡になってるというね。二人の気持ちの不安定さを表すのに、これほどぴったりなもんはないわな。ばっちしそこで、照準があってるんだよ。
短編の場合、大概ワンアイデアだから、そのアイデアのよしあしが即、その話の出来を決めちゃう。だから、道具立てとか、言葉の選び方とかには、細心の注意を払わなきゃいけないんだよね。長編が一つの言葉からどれだけ膨らまられるかが勝負なら、短編はいかに枝葉を落として、必要な言葉を選ぶかが勝負。同じものを書くといっても、全然方向性が違うんだよな。
だから、どっちも書ける人って尊敬する。まあ、何よりちゃんと物語にエンドマークを打てるっていうだけでも尊敬しちゃうけどねw

そういや、ちょっと気になったんだけど、某作家さんてものを書くとき、まずぱっとシーンが浮かんだりするんだろうか。自分の知ってるヲタモダチは、まずとあるシーンが浮かぶんだって。で、そのシーンに向かって、いろんなシーンを付け足していく。
だもんで、そのシーンを書いちゃうと、モチベーションが落ちて最後まで行くのに苦労するって言ってたなw途端にテンションが落ちるんだって。
いや、まあ、そんなことはどうでもいいんだけどね。ふと、どんなもんなんだろ、って思ってさ。
まあ、イチ読者としてちょっと聞いてみたくなった訳です。はい。