08まとめ

まあ、お正月も少し落ち着いたところで、去年を振り返ってみようかと。
えーっと、まず吉澤さん関連。これはラッキーなことに引きが良く、どうしても行きたいと思ってた現場には大体行くことが出来ました。
そんな中で特に印象に残ってんのが、2回のSTB柴ちゃんとやった奴と、ワンマンライブっすかね。
自分、行くたびに書いてんですけど、あそこの空気が好きで、更に言うとあそこで歌う吉澤さんが好きなんですね。勿論、音ガタのあの馬鹿に幸せな空間も好きなんですけど、何て言うんだろ、こうあのお気楽でアットホームな場所で、伸び伸びとリラックスして歌う吉澤さんを見てると、ああ、いいなあと素直に思っちゃうんですよ。
吉澤さんて基本的にエンターテイメントっていうものを常に意識してる人だと思うんですけども、あそこではもっと根っこの部分、ただ歌が、歌うことが好きって気持ちで歌ってる気がするんすよ。すごく音楽を楽しんでる。その気持ちが伝わって、こっちとしてもとても心地よく歌が聞ける、みたいなね。
特に柴ちゃんと居る時はあんまり見たことない表情まで出したりしてて。何か歌うことの楽しさって奴をもう一度確認出来たんじゃないかなあと。
いやー、柴ちゃんには感謝ですよ。上手い具合に吉澤さんが歌いやすい雰囲気に持っていってくれて。基本コンセプトがもっとかわいい吉子を見てもらう、っすからねw何て言うか、ガッタスやってて良かったねって思う瞬間でした。言葉にしなくても分かる間柄っていうか。そういうのがね、二人の距離から見て取れて、歌も良かったし、ほんとあの場に居れて良かったなと。
ワンマンの方は、吉澤さんの資質というか、吉澤さんのスタイルっていうのを改めて感じられて面白かったっす。やっぱ究極の巻き込み型と言うかね。あの錚々たるバックスメンバーまで巻き込んで、自分の世界を展開していくなんて中々に凄いことですよ。して、誰かのやり方をなぞるでなく、自分の中を通って出てきたものを素直に歌うという、シンプルだけど実は難しいスタイルで通す吉澤さんを見ていて、ああ、歌うということに関して、この人は自分の形を見つけたんだなあと。いやまあ、それはもうデビュー当時からその“芽”はあった訳だけど、今はしっかりと根付いて、己の核になりつつあるんじゃないか*1。そんな感じをね、楽しげに歌ったり、踊ったりしてる姿から受けた訳ですよ。
で、まあ、もう一つ吉澤さんで上げるとすれば、関西ものとしては、わおーんを推します。あれは思った以上に吉澤さんに影響を与えてる気がするんですよね。今まですれ違うだけだった他の歌い手さんと触れ合う機会が増えて、色々と考えることも増えたんじゃないかなあと。こう、人としても歌い手としても、新しい目線を手に入れたって感じがするというか。どうやら作り手側もトーテンや吉澤さんの反応を面白がってる風なので、どんどん新しいことにぶつけていってほしいなと。
と、ここまで振り返ってみると、吉澤さん的には個としてやっていく基礎固めを着実にしていった年だったんだなあと。それは意識の問題であり、実際問題スキルの問題でもあって、吉澤ひとみ吉澤ひとみであるということはどういうことかを問う一年でもあったんじゃないかと思うんですね。自分一人で立つことの難しさが見えてきて、自分を見直したというか。
して、自分がラッキーだったのは、どうやらその節目節目になる場に居合わせられたことです。まあ、ぶっちゃけわおーんのお陰で吉澤さんの関西での現場増えましたしね(苦笑)
今年もこの調子で、吉澤さんのことをゆったりがっちり追えたらなあと思っております。

で、まあ、某mさんと同じく、エルダDDとして嬉しかったのがまっつーの進化でした。今まで色々と試してためてきたものが、ここでようやく形になったというか。元々持っていたエンターティナーとしての華がパッと開いた感じ。それはきっとバンドスタイルっていうものとの出会いがあり、自分が芯でありながら、誰かと音楽を作っていく楽しさというものを知ったからではないかと思います。元々ストロングスタイルのこの人、今、ちょっと気分が乗ったら手に負えない気がしますね。何よりまっつー自身が楽しそうで、こちらも見てて楽しいっす。願わくば今のまっつーに合うパワフルな楽曲が当たればなあと。今のまっつーをもっとどんと押しださなきゃ勿体ないっす。

安倍さんに関してはフルバンドによるアップな曲のあるコンサートがあったのが自分的には嬉しかったです。勿論、アコースティックも大好きなんですが、実は安倍さんはリズムのある曲も上手いし、おもろいんだよと思ってたので。
元々娘。のエンターテイメント性の原点はこの人にありで、安倍さんが中心に居たからこそ、いろんな曲調の歌をやれたと思うし、それをショーとして魅せることが出来たと思うんすよね。
なので、まあ色んな事情はあると思いますが、年に一回ぐらいはこのパターンのツアーも見てみたいなあと思いました。
それとは別に実は役者の安倍さんも好きなので、また舞台見に行きたいなあと思います。トゥーランドット、まじ良かったっすから。何かこれは吉澤さんと共通なんですが、安倍さんて次は何をやらかしてくれるんだろうという期待が常にあるんですよね。だから、ついつい見に行っちゃう。これ、こういう商売をやっていく上で大切なことだと思います。あのわくわく感は大事にして欲しいです。安倍さんも吉澤さんも。

で、夏フェスとか色んなハロ以外の現場にも行ってた訳ですが、そこで感じたのは、音楽、まだまだ墜ちてないっすよ、ということですかね。特に夏フェスではこんなに音楽好きな奴いるんじゃないかと思ったっすよ。だって、音楽聞く以外ほとんどすることのない場所にあんなに人集まるんですから(笑)そりゃ、普段は仕事に追われてゆっくり音楽なんて聞いてない人も多いとは思うんですよ。でもね、あのお祭り空間なら皆楽しげに音楽に乗ってる訳で。要はあそこに集まってる自分らみたいな奴の気分を、作り手側が上手くすくえてないんじゃないかなと思うんですよね。
しょーじき自分みたいに浮き雲みたいな奴でもなきゃ、同世代の人って今何を聞けばいいか分かんない人って結構いると思うんすよ。でも、そいう人でもフェスみたいな場で生で聞けば、一つくらい興味持つものがあるんじゃないかって。
だから、ネットでも生でもいい、そういう経験をする場ってのをどんどん増やしていったらいいんじゃないかと思うんすよね。
そしたら、自分みたく色々手を出してみたりする奴も増えると思うしね。ハロでもハロ以外でも浮気なDDの気分を捕まえた人が勝ちって気がします(笑)

残念ながら、08年もお芝居と映画には思ったように見に行けず。買った本も未消化分も含めて偏ったジャンルばっかりで。今年はこちらの方もまめにチェックして増やしていきたいですね。今の希望としては某Touchで読み放題なので青空文庫を片っ端から読んでみようかと。後はスクリーンでなるたけ映画を見ようっていうのと、お芝居は旬を逃さないってのを心がけようってことですかね。
ま、ワタクシゴト方面でも若干変化がありそうな感じではありますので、その合間を縫ってということになるかとは思いますが、今年も出来るだけ細かい網を張り、色んなものをキャッチ&リリースしていけたらなあと思ってはいます。行動が伴うかどうかは別の話ですけどね(ばく)

*1:某hさんの時もそのスタイルで通しててワロタwさすが自他とも認める頑固者w