かぶきロック

まさか吉澤さんを教育TVで見る日が来ようとは思ってませんでした。まあ、その、内容的には一体どの層に向けての番組なんだという考えがちらっと頭を過ったり過らなかったりしたけれども、一回こっきりで終わるのは何となく惜しい感じ。思い出した時でいいから、またやってくれればなあと。
てか、ぶっちゃけ、意味とか何とか難しい理屈を抜きにしちゃって、身体の動きから入ったのは吉澤さん的としてはラッキーだったな(笑)
いや、ほら、とりあえず動いてみて、意味を取る人だからさ(笑)小難しい理屈とか歴史とか最初に語られたら、多分引いちゃったと思うんだよ。それを、もういきなり緑ジャージで、歌舞伎体操、とかプロの人がやってくれて、あれよあれよと言う間にお姫様になっちゃったのがフック利いてたなと。
ま、そのお姫様姿は何となく照れくさくてこっちは直視出来なかった訳だが。いやー、立ってるだけなら絶品。たとえ裾のさばき方が分かんなくて、少々乱れちゃってても許せる。もう、どうせならかつらまで被っちゃった完成形も見たかったよ。何しろこういう機会を逃したら、今度いつ姫よっちぃに会えるかも分からないんだもの(遠い目)
まあ、でも、考えてみれば歌舞伎に教則本なんてない訳で、全て親から子へ口移しに伝わって来たもんなんだから、番組のアプローチとしては遠からずといえるのか。まずは学ぶべき形があって、意味は後から付いてくる、みたいな。
なのでね、吉澤さんとこういう番組の相性というのはそう悪くないのでね、またの機会の時にも呼んでくれたらいいなと。えーと、お姫様姿が見たいだけ、ではないよ、多分。